【公務員試験】公立小中学校事務職員になるために

合格ノウハウをご紹介!少しでもみなさんの不安を減らせますように。

【公務員試験】役に立った参考書・問題集

 

この記事では、「公立小中学校事務職員採用試験」に合格するために

役に立った参考書・問題集をご紹介します。

 

情報収集に役立った書籍について

↓の記事に書いてあります。

 

miyamiya11.hatenablog.com

 

 

判断推理、数的推理の勉強に役立ったもの

こちらの参考書では、判断推理・数的推理・文章問題の

頻出パターンがほぼ網羅されています。

問題のレベルは基本的なものが多いです。

判断推理・数的推理の出題は、基本的な解法パターンの

組み合わせで解けるものがほとんどなので、

こちらの参考書のように基本を身に着けられるものを

一冊やっておくのは非常におすすめです。

特に私のように、

判断推理・数的推理の知識がなく、

理系科目や理論的に考えることが苦手という人は、

最初から過去問ばかり解くのではなく

問題の基本パターンをおさえると、後々勉強がはかどります。

使い方

一周目

まずは、最初から最後まで一問ずつじっくり解く。

二周目

時間を計りながら解いて、5分以上かかったものに印をつける。

三周目

五分以上かかった問題を、考えなくても解けるようになるまで反復する。

 

ここまで完璧にすると、

「この問題は、この計算を使って・・・」なんてふうに

考えなくても、感覚的に解けるようになります。

私は、試験の2週間前ほどに、

「考えなくても、すらすら解ける・・・!」

という感覚になることができました。

 

文系科目の暗記に役立ったもの

この二冊は、中・上級用となっていますが、

効率よく文系科目の暗記をしたい人にはうってつけだと思います。

用語の暗記パートと、過去問による一問一答パートに分かれています。

用語の暗記パートは、中高生が使う暗記ブックのようなものを

想像してもらえればわかりやすいです。

赤シートで隠して、重要用語を覚えることができます。

用語の数がかなり多くて、正直いって全部は覚えきれませんでした。

一問一答パートは、過去問が大量に掲載されていて、

左ページに問題、右ページに解説という構成になっています。

こちらのパートは全て念入りにやり込みました。

問題数が多く実践形式でポイントを確認できるので、

知識量を増やしながら演習ができてかなり使えました。

 

問題練習に役立ったもの

スーパー過去問ゼミのシリーズは全て購入できました。

出題範囲のすべてがカバーされているわけではないので、

「これだけやれば安心」というものではないでと思います。

しかし、頻出のテーマが厳選されているし、

出題形式にも慣れることができるので、

力をつけるために適した問題集だと感じました。

 

模試形式の演習に役立ったもの

こちらの問題集は、前半部分が科目ごとの練習問題で、

後半に3回分の模試がついています。

個人的に役に立ったのは後半の模試形式の部分です。

実際の制限時間で、実際の問題数を解くことで、ペース配分を

つかむことができました。

3回の模試をそれぞれ2回ずつ解いたことで、

制限時間以内に対する焦りをなくすことができました。

 

まとめ

問題集は目についたものをつい買ってしまいがちですが、

目的に応じて選び、自分に合うものをやりこむことが有効です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

【どれくらい勉強したの②】二次試験対策にかかった時間を計算してみた

 

 

前回記事↓では、一次試験対策にかかった時間を計算してみました。

miyamiya11.hatenablog.com

 こちらの記事では、二次試験対策に費やした時間を計算します。

一次試験終了からのスケジュール

  • 一次試験日から一次合格発表まで 約10日
  • 一次合格発表から二次(作文試験)まで 約10日
  • 二次(作文試験)~二次(面接)まで 約2週間

こんな間隔でした。

※筆者の場合は、二次試験の作文試験と面接は別日で行われました。

日にちが空いているだけで、同じ二次試験なので、

作文試験で合格したら面接にすすめる、というわけではなく、

一次合格者全員が、作文試験と面接の両方を受験します。

 

勉強にかけた時間

一次試験日から一次合格発表まで(約10日間)

 正直、あまりやる気が出ませんでした。

「絶対、一次は通過した!」という感覚を持てなかったからです。

数か月間は勉強付けの日々を送ってきていたので、

とりあえず3日くらいはダラダラ~と過ごしました。勉強時間ゼロです。

その後、合格発表までの間、一日3時間くらいは勉強していました。

主にやったことは、

  • 作文頻出テーマのリサーチ
  • 一日あたり2テーマくらい書いてみる
  • 自分で添削する

これくらいです。

一次合格発表から二次(作文試験)まで(約10日間)

合格発表が届くと、俄然やる気が出てくると同時に、

合格発表を待つ間、たるんでしまったことを猛烈に反省しました。

ここからは、スイッチを入れて勉強開始です。

一日あたり5時間ほど勉強しました。

いまだに、塾のバイトに行っていましたが、出勤日は少なかったので

平均すると一日5時間くらいだと思います。

  • 自己分析
  • 一日あたり3テーマくらい書いてみる
  • 自分で添削

です。なぜここで自己分析が入ってきたかというと、

高卒程度の試験では、社会問題に対する考えより、個人の体験から学んだことを

問うテーマが多く出されていることに気づいたからです。

自己分析をおこなうことで、

自分の人生の軸となっている出来事を洗い出すことができるので、

だいたいメインのエピソードを3つくらい用意しておくと、

それを使ってどんなテーマにも応用できるようになります。

(詳しく別記事で解説します)

もちろん面接対策にもなるので、自己分析を行って良かったと思います。

二次(作文試験)~二次(面接)まで (約2週間)

いよいよ、長かった公務員試験も終わりが見えてきました。

もうひと頑張りです。

この頃は、一日当たり4~5時間くらい勉強しました。

なぜ、筆記対策に比べて時間が減っているかというと、

私にとって二次対策にはものすごくエネルギーが必要で、

集中力がもたなかったからです。

やったことは

  • 対策本、ネットなどで過去問を漁る
  • 自分だったらどう答えるかノートにまとめる
  • ノートに書いた内容を実際に喋ってみる→録音して不自然なところを直す
  • ハロワの模擬面接(2回)
  • 夫に頼んで模擬面接(全部で5回くらい)

です。

計算結果

計算してみた結果、作文試験と面接試験合計で130時間くらい

勉強していました。

内訳は、作文に70時間ほど、面接に60時間ほどです。

ただし、一次試験の勉強の息抜きとして

Youtubeで模擬面接の動画を観ていたりしたので、

そういった下準備の時間を含めると、もう少し時間が増えそうです。

二次試験の対策については、↓にも書いています

 

miyamiya11.hatenablog.com

 最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

【みんなの悩み】二次試験の対策っていつからするの?

公務員試験の勉強をしていて、多くの人が疑問に思うこと。

それは「二次対策っていつからするの?」というものです。

この記事では、自分の経験をもとに、私の考えをお伝えします。

 

筆者はこんな人↓

 

miyamiya11.hatenablog.com

 

 

 

一次試験が終わるまでは、ほぼ二次対策をしなかった

「作文や面接の対策は筆記(一次試験)の勉強と並行してやるべき」

公務員試験の対策本を見ると、こう書いてあるものが多いです。

しかし私は、一次試験が終わるまで、二次の対策を全くしませんでした。

理由としては、

  • い直前の模試で合格ラインぎりぎりだったため、まずは1次通過が最重要だと考えた
  • 教員採用試験の受験経験があり、だいたいの雰囲気は想像できた

ということがあります。

早めに二次対策を始めたいけれど、余裕がない

もちろん、余裕があれば一次試験対策と並行して二次の対策をするに

越したことはないです。

一次試験の前に、二次試験の対策をする余裕がないという人で、

二次試験にも全く自信がない(そもそもどういうものかわからない)

という人は、Youtubeで模擬面接の動画を観たり、

対策本に載っている作文や面接の過去問を見ておくのがいいと思います。

でも、深入りは禁物です。

二次試験の雰囲気をつかむことを目的とし、自己分析など時間がかかることは

余裕ができてから(一次が終わってから)にしましょう。

二次試験の雰囲気をつかんでおくだけで、気持ちに余裕がうまれる

なぜ上に書いたようなことをおすすめするかというと、

一次試験が終わった時点で

二次試験の内容や雰囲気をまったくつかめておらず、リサーチから始める

という状態と、

内容や雰囲気はある程度わかったので、具体的な対策から始められる

という状態では、かなり差があるのです。

筆者も、作文を書いてみたり、想定問答を考えたりといった

具体的な対策は行いませんでしたが、

勉強の息抜きとしてYoutube模擬面接や作文指導の動画を観て、

「こんな感じか~」とイメージをつかんでおきました。

 

一次試験が終わったときの、心の状態

一次試験を終えて、「できた!」という実感を持てた人は、

二次試験に対して前向きな気持ちをもつことができるので、

二次試験対策にスっと入っていけるはずです。

しかし、「あ~微妙」「あんまりできなかった」

という人は、なかなか二次対策に身が入りません。

そういう時のためにも、上で述べたように、

一次試験対策と並行して二次試験の雰囲気だけでもつかんでおく

ということが大事になります。

不安でいっぱいの合格発表までの間、

さらに不安でいっぱいの二次対策にはなかなか取り掛かれません。

二次試験のビジョンが明確になっていれば、

対策へのモチベーションを保つことができます。

 

おわりに

一次試験の勉強の余裕がない人は、

二次試験対策に深入りせず、雰囲気をつかんでおいて

後々の自分のために少しでも気持ちの余裕を作っておくことが大事

というのが私の意見です。

一次試験の合格通知が届けば、おのずとやる気は出てくるので、

やる気が出てきたときには「自分は何をしたらいいかわかっている」

という状態に持っていくことが大事です。

二次試験対策に費やした時間はこちら↓

 

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最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

 

 

自己紹介、このブログを書いている理由

 

自己紹介

来歴

  • 平成初期に、田舎町で誕生
  • 小学校がとても楽しくて、学校の先生になることを意識し始める
  • 地元の公立高校から、公立の教育大に進学
  • 大学4年生の時、教員採用試験に合格
  • 地元に戻り、小学校で働く
  • 数年で心身を壊し、退職を決意
  • 結婚後、小さな会社で事務員として数年働く
  • 会社を退職、学校事務職員を目指すことに決める
  • 塾でアルバイトをしながら約7か月みっちりと勉強
  • 公立小中学校事務職員採用試験を受験、合格

学校事務職員を目指した理由

私は大学卒業後、憧れだった教職に就くことができました。

とても充実した毎日でしたが、月100時間を超える残業や、

人間関係(特に保護者との関係)等が原因で、

精神と身体を同時に壊してしまいました。

学校からの帰り道、運転中に自分を失ってしまい、

気付いたら知らない場所にいたこともありました。

退職後、結婚しましたが、ずっと家にいるのも暇だったので、

「何でもいいから、穏やかな環境で仕事をしたい」と思い、

小さな運送会社で事務員として働きました。

賃金は低くボーナスもありませんでしたが、

毎日心静かに働くことができて幸せを感じていました。

しかし、会社の内部事情を知るにつれ

「ずっとここにいていいのかな・・・。」と思うようになります。

私自身は被害に遭っていませんでしたが、

男性社員を中心に、パワハラ労基法違反のオンパレードだったのです。

そして、会社を辞めることに決めました。

辞めたあと、今後何をして人生を過ごすべきかと真剣に考えた結果、

やはり、学校で、子どもたちのために働きたいという想いが

あふれてきました。

 

教員を目指していた頃は、自分が事務の仕事に就くなんて

思ってもいなかったのですが、

運送会社で事務を経験してみて、自分に合っていることと

そのやりがいに気づくことができました。

このような経緯で、私は、学校事務職員を目指すことに決め、

勉強の日々が始まったのでした。

 

このブログを書く理由

記録を残したいから

30歳近くなって、もう一度「受験生」になり、

本気で勉強に取り組むとは夢にも思っていなかったです。

学生の頃よりは体力も落ちていて、しんどいと思ったこともありました。

それでも、合格するために努力を続けたことは、

「やればできる!」という自信につながり、自分にとって大きな財産です。

しかし、月日が経つにつれ、努力してきた記憶や合格した時の嬉しさは

薄れていってしまうものです。

そこで、ずっと忘れないように、思い返せるように、

ブログにまとめることにしました。

ネットにかなりお世話になったから

働きながら独学で公務員試験を受けた勢の私は、

学校や予備校、通信教育で勉強した人に比べて、

圧倒的に入ってくる情報の量に差があると感じました。

一人でも仲間がいれば

「こういう問題が今年は多く出るらしい」

「面接でこういうことを聞かれた人がいるらしい」

等、情報が入ってくると思うのですが、

わたしはひとりぼっちでした。

そのため、SNSやLINEのオープンチャットなど、

情報源になりそうなものは、片っ端からチェックしました。

かなり役に立ったし、安心材料にもなりましたが、

学校事務職員になりたい人に向けた情報って

あまり無いのが現状です。

そのため、「学校事務職員になりたい人」に向けた情報を発信し、

ひとりでも多くの人の不安を少しでも減らせたらなぁ、

と思っています。

 

最後に

私は、このブログから収益を得ることは考えていません。

でも、自分が公務員試験に合格できたのも何かの縁、

同じ不安を抱える人の役に少しでも立ちたいという想いで

記事を書いています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

このブログを最後まで書ききれるように、応援よろしくお願いいたします!

 

【公立小中学校事務職員採用試験】参考になった本【資料編】

 

はじめに

この記事では、

公立小中学校事務職員採用試験を受験するにあたって

参考になった書籍を紹介していきます。

こちらの記事では、問題集ではなく、

情報収集に役立ったものを紹介します。

 

①公立学校事務職員になるための早わかりブック

おすすめ度 ★★★☆☆

おすすめポイント

都道府県の学校事務職員採用試験の実施状況を

一覧で確認することができます。

他の書籍でも確認できるのですが、

高卒一般とまとめられていることが多いので、

この書籍では、学校職員の採用試験の情報のみが集められており、

見やすいのが特徴です。

また、学校事務職員になるための基本的な知識を

Q&A方式でわかりやすく解説してくれています。

過去問で構成された模試が付属されているので、

私は、勉強をはじめたばかりの頃と、試験直前の合計2回、

この模試を実際の制限時間で解いてみました。

勉強を始めて間もない頃に一通り読んでおけば、

試験に対する不安を減らすことができるでしょう。

 

②受験ジャーナル 直前必勝ゼミ

おすすめ度★★★★☆

おすすめポイント

この書籍は、高卒程度の公務員試験を受ける人全般に向けた本なので

学校事務志望以外の人のための情報も載っています。

①と同じく、試験の実施状況を確認できる他、

作文試験と面接試験の点数配分や一般的な評価基準が知れるため、

二次試験の準備にも役立ちました。

重要語句の確認問題や、直前予想問題(模試形式)があるので、

筆記試験の仕上げにももってこいです。

 

まとめ

公立小中学校事務職員採用試験の情報収集をする上で

役に立った書籍を二冊紹介しました。

インターネットでも情報収集できる時代ですが、

発信者がよくわからないものも多いです。

信頼のおける出版社さんが出している書籍を読むことで

安心して試験に臨めました。

学校事務職員を目指している皆さんの中には、

既卒で独学の人も多いかと思いますので、

強い味方になってくれるはずです。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

【どれくらい勉強したの①】勉強時間を大公開!!!

 はじめに

この記事を読む前に理解しておいていただきたいのは、

試験を受けることを決意した時点で、

私は公務員試験に関しては完全なる素人ではなかったということです。

なぜなら、何年か前に教員採用試験を受験し、合格していたからです。

しかし、教員採用試験と公務員試験の内容は大きく異なりますし、

特に「判断推理・数的推理」に関しては完全に未知でしたし、

歴史(世界史も日本史も高校でとらなかった)もボロボロ、

理系科目は大の苦手で数学、物理、化学は中学までの知識でストップ、

というやばい状況でした。

つまり、「勉強を頑張った経験はあるけど、知識は中学生レベル」

みたいな状況でした。

詳しくは過去記事をご覧ください。

 

miyamiya11.hatenablog.com

 

一次試験までの行動記録

行動開始は7か月前

一次試験の7か月前に、「小中学校事務職員採用試験を受けよう」

と思い立ちました。

最初の一か月は、まだ塾でのバイトが始まっていなかったので、

家で1日3~5時間くらい勉強しました。

使ったのはこちら↓

なぜこの問題集を選んだかというと、

まずは傾向を知りたかったということ、それと

「これ一冊で採用試験に受かった!」というブログを読んだからです(笑)。

しかし、問題を解き始めて愕然・・・

歴史は全くわからないし、理系科目も解けないし、

判断推理、数的推理は初見で1問も解けないし・・・!!!

「やばい」ということには気づきつつ、

試験6か月前からは塾でのバイトが始まったのでした。

 

試験6か月前~試験2か月前

出勤がある日

バイトは週に30~35時間程度、

休みは平均して週3日でした。

出勤の日は8時間程度働いていたので、

帰宅後に3時間ほど勉強していました。

休みの日

朝6時に机の前に座り、22時まで勉強していました。

しかし、家事やハローワークとの行き来、

両家の実家にあれこれ用事をしに行ったりと、

意外とこまごまとしたタスクがあり、

勉強に割いた時間は少ない日で6時間、多い日で10時間くらいでした。

 

試験1か月前~本番

試験1か月前に塾でのバイトは終わる予定だったのですが、

そのタイミングで人手が足りなくなったことで、

週3日、1回あたり3時間ほど仕事に行っていました。

それでも勉強に費やせる時間は格段に増えたので、

仕事がある日で1日7時間、

仕事がない日は1日10時間は勉強していました。

 

合計すると何時間?

あくまでも概算ですが、

800~900時間という結果になりました。

公務員試験の勉強時間は、

「最低800時間必要」と言われてたりするらしいので、

教養試験のみでこの時間数というのは、

時間がかかったほうなのかもしれません。

ただ、試験前日には「これだけやったから、絶対大丈夫!」

と自信を持てましたし、

試験では8割得点することができました。

(全受験者の上位5%くらいに入った)

勉強した時間は決して無駄じゃなかったと思っています。

 

まとめ

 勉強開始時には、知識にかなりムラがあった筆者でしたが、

800~900時間の勉強で

小中学校事務職員採用試験に合格することができました。

各々の基礎知識やお仕事に応じて、

計画的に勉強をすすめるべきですね。

また、学生さん(特に高校生)は、

学校で習っている内容がそのまま試験勉強につながる部分もあるので、

数的推理・判断推理や、学校で専攻していない分野に絞って

勉強していくことも有効でしょう。

 

次の記事【どれくらい勉強したの②】では、

二次試験(作文・面接)に向けて

どれくらい準備したのか計算してみたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

 

 

【試験の仕組み】公立小中学校の事務職員になるには?

 

公立小中学校の事務職員は、地方公務員です

公務員試験に合格した立派な公務員!

正規で公立小中学校の事務職員になろうとしたら

公務員試験に合格しないといけません。

基本的に、都道府県が採用試験を行っています。

試験の内容は、自治体にもよりますが、

高校卒業程度の内容の筆記試験と

人物評価(作文・面接)なことが多いようです。

試験問題は、いわゆる県庁などの「公務員試験(高卒程度)」

と同じ難易度です。

ちなみに、本屋さんに行っても「小中学校事務職員採用試験」対策の

問題集はありません。(解説本はあるけど)

「公務員試験(高卒程度)」の問題集を購入しましょう。

 

 

募集があればパートとして働くことも可能

正規職員の身分にこだわらなければ、

パートとして働くこともできます。

しかし、常に求人があるわけではないので、

タイミングよく空きがでなければ難しいでしょう。

(空きがあればハローワーク自治体HPに求人が出る)

また、時給もそれほど高くありません。

(私の自治体では900円台)

ずっと更新してもらえる保障はありませんが、

何年かまとまった単位で雇ってもらえることもあるみたいです。

勤務年数によってはボーナスもあるみたいなので、

雇用形態にこだわりがない人は、とりあえずパート勤務を

経験してみるのもありだと思います。

ただ、いつか正規職員として働きたいと思っている場合は、

公務員試験には年齢制限がありますので、

計画的に準備をすすめたほうが良いです。

(パート勤務については、私の身の回りの情報を

もとにしてますので、実際のところは求人票等で確認してください)

 

いつ、どんな試験を受けたらいいの?

公務員試験に申し込む

都道府県のHPから申し込みます。

自治体によって

「高校卒業程度」の区分の中に「学校事務」という職種がある場合や

「小中学校事務」の区分がある場合等、様々です。

また、「学校事務A」「学校事務B」(AとBでは年齢制限が異なる)と

複数の枠で募集されることもありますので、

HPに掲載される案内を確認する必要があります。

一次試験は9~10月に行われることが多いので、

その2~3か月前には「受験案内」か掲載されるでしょう。

受験ジャーナル等の専門誌にも各都道府県の実施状況が載るので

一冊は買ってみるものアリでしょう。

↓私が実際に購入したものです。

一次試験

一次試験は9~10月に実施されることが多いです。

私の場合、受験会場は公立高校でした。

一次試験では教養試験のみでしたので、

午前中に受験し昼前には帰路につきました。

県庁の行政、専門職に応募した高校生も同じ会場でしたが、

学校事務職員の受験生は、

同じ教室にまとめられていました。 

自治体によっては、この日に作文試験が行われる場合もあります。

 

二次試験

10月~11月頃行われます。

二次試験は、2日にわたって実施されました。

まず、作文+性格検査+クレペリンがあり、

数日後に個人面接がありました。

面接は個人面接(私1:面接官3)でしたが、

集団面接や集団討論が課される自治体もあるかも?です。

このあたりの情報が手元にあまりないので、

ご自分が受験する都道府県のHPなどをご確認ください。

 

合格発表

二次試験から数週間で、最終合格者の発表があります。

最終合格すると、ただちに合格通知と

その他諸々提出書類等が送られてきます。

年内に教育委員会と面談、年明けに配属校の校長面談があります。(私の場合)

合格発表後の流れについては、別記事で追々まとめていきます。

 

人気職だけど、以外と知られていない面あり!

学校の事務職員って、割と人気の職種ですが、

どうやったらなれるのか、なんの試験を受けたらなれるのか

意外と知らない人も多いです。

事実、知り合いの高校職員に、

「小中学校の事務職員に内定した」と報告したら、

「もう決まったの?(報告したのは11月)

 年明けに求人が出て、それから応募するんじゃないの?」

と言われ、

「地方公務員だから、公務員試験を受けるんだよ。

 高卒で公務員試験を受ける学生さんたちと、同じ日程だよ」

と説明すると、「筆記試験があるの!?」たいそう驚いていました・・・。

少しでも学校事務職員の仕事に興味がある人は、はやめにリサーチを始めて、

ご自身の自治体の試験体系をつかんでおくと良いですね!

 

【おまけ】高校の事務員さんは?

高校の事務職員も、地方公務員です。

(パート採用の場合もあるけど)

ただ、都道府県職員として採用された人が、

高校に配属されることが多いようです。

ただ、「高校職員」という枠で募集がある場合と、

都道府県の職員の中から選ばれた人が配属される場合など、

様々なパターンがあるようなので、

高校で事務職員をやりたい場合は、

「小中学校事務職員採用試験とは、別!」ということを念頭に、

リサーチしてもらうことが大切かと思われます。